DIPファイナンス

でぃっぷふぁいなんす / Debtor In Possession Finance

DIPファイナンスとは、民事再生法に基づく再生手続または更生手続の申立てをした企業に対する、手続申立て後、手続終結までの間に行う融資のことをいう。
基本的には再生会社等の事業から生まれるキャッシュフローにより返済を受けることを前提とする。そのため、財務状況、損益状況、資金繰り、再生計画等について事前のデューデリジェンス、事後のモニタリングが必要となる。財務資料、事業計画の提出、承認などの報告・承認の義務条項を設けたり、担保設定や設備投資についてのコベナンツ(誓約条項)を設けることになる。

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> 100%減資 > 1年当たり平均額法 > 300%ルール > 3分の1ルール
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