民事再生手続

みんじさいせいてつづき

民事再生手続とは、過剰債務の負担等の経済的障害を抱えた債務者が、多数債権者の同意を得て債務のカット等を行い、事業の再建を図る法的整理である。医療法人、学校法人、投資法人など、あらゆる形態の法人のほか、個人も利用できる。
特徴として、簡易かつ迅速に手続を遂行することが可能な点、債務者自身は経営権を失わず、自ら手続を遂行する点が挙げられる。
担保付債権について手続外で個別に協議・交渉のうえ、担保権者との個別合意に基づき処理をする点で私的整理の側面も有しているため、法的整理と私的整理の混合型の手続であるといえる。

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