負ののれん

ふののれん / Negative Goodwill

負ののれんとは、被取得企業または取得した事業の取得原価が、受入れた資産および引受けた負債に配分された純額を下回る場合のその不足額をいう。
負ののれんが生じると見込まれた場合、次の①および②の処理を行う。
①すべての識別可能資産および識別可能負債が把握されているか、また、それらに対する取得原価の配分が適切に行われているかを見直す。
②①の見直しを行っても、なお負ののれんが生じる場合、事業年度の利益として処理する。
また、負ののれんの金額に重要性が乏しい場合、当該下回る額を当期の利益として処理することができる(企業結合会計基準33項)。

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