財務デューデリジェンス

ざいむでゅーでりじぇんす

財務デューデリジェンスでは、一般的に、過去の財務諸表などを基にして、対象会社の財政状態、損益の状況、資金の状況を多面的かつ詳細に把握する。そのために、対象会社の資産や負債、運転資本、資金繰り、正常収益力、管理会計、内部統制などの調査を行う。
会社の資産評価の妥当性と負債の網羅性の調査が要であり、偶発債務を含めた簿外債務の発見は、財務諸表および帳簿に計上されていないものを発見する作業である。
対象会社の事業のオペレーションの流れから、計上されるべき負債をイメージし、それが計上されているかを調査することで、簿外債務を発見する可能性が高まる。

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