自己信託

じこしんたく

自己信託とは、委託者自身を受託者とする信託のことである。原則として、公正証書または公証人の認証を受けた書面もしくは電磁的記録に、受益者の定めなど一定の事項を記載・記録することで効力が生じる。
資金調達の目的でこれを用いる場合、委託者兼受託者が、自らを当初の受益者として受益権を取得した上で、その受益権を第三者に対して売却するといった方法が考えられる。

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