コーポレート・インバージョン

こーぽれーといんばーじょん / corporate inversion

コーポレート・インバージョン(corporate inversion)とは、自国に本拠を置く多国籍企業グループが外国のタックス・ヘイブン等に法人を設立し、この外国法人がその企業グループの最終的な親会社になるように本社機能を移転するべく、組織再編成等の処理を行うことで自国の法人税を免れるテクニックのことである。
これにより内国法人には外国親会社・関連会社に対する多額の負債が計上され、内国法人の保有する資産が外国親会社・関連会社に移転されることが多く、自国の課税ベースが失われることが問題視される。

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