金融業

きんゆうぎょう

金融業は、銀行、証券、生命保険、損害保険、リース、消費者金融などがあるが、その収益の源泉は共通して資産運用によるものであるため、貸借対照表の評価が重要になる。
資産勘定としては、有価証券の時価変動、貸付金の自己査定による債務者区分・債権区分、不動産の評価方法、負債勘定としては、保険債務の算出方法の合理性などを検討する。
消費者金融業については、過去のグレーゾーン金利貸付による過払利息返還に備えた利息返還引当金の潜在的な不足リスクがあるため、精査する必要がある。

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