劣後債

れつごさい

劣後債とは、劣後特約が付された社債のことである。自己資本比率規制が課されている金融機関が、この規制を充足するために発行することが多い。
劣後債の発行会社について法的倒産手続が開始した場合、上位債権者の債権の全額の弁済がなされたことを元利金の支払請求権の効力発生の停止条件とする旨が定められるほか、上位債権者に対する不利益変更の制限など必要な条項が付される。

この用語の同カテゴリーの用語
> 100%減資 > 1年当たり平均額法 > 300%ルール > 3分の1ルール
> 5%ルール > ABL > ADR > APV法
< レーマン方式 | 劣後ローン >