しなじーこうか
経営統合におけるシナジー効果とは、各社がそれぞれに持っている経営資源などのを相互に活用することで、各社が個別に事業活動を行う以上に発現されるメリットを指す。売上増加やコスト削減など、財務諸表に直接的にインパクトがあるものが代表的なもの。
M&Aによって想定されるシナジーによる効果は、一般的には次のようなものがある。
・コストシナジー(スケールメリット、重複部門・拠点の統廃合、共同購買・配送)
・顧客シナジー(クロスセル、チャネルミックスによる売上高の増加)
・技術・ブランドシナジー(新商品開発による利益率の増加)
これらの効果は、数値によって計測され、検証がされる必要がある。主として、DCF法により各種シナリオごとの評価作業が行われる。
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