(2)納税対策

①相続時の資金を増やす

被相続人が生命保険に加入し、受取人を相続人にしておけば、死亡保険金が入ってきますので、納税資金に役立てることができます。

②生前に資金を増やす

空き地等の遊休資産を売却して、そのお金を相続税の納税資金とします。
但し、売却益に譲渡所得税がかかる場合がありますので、注意が必要です。
不動産を売却して賃貸物件を購入し、家賃収入を相続税の納税資金とします。
また、この賃貸物件を子供に生前贈与することにより、贈与後の家賃収入を子供に移転します。
つまり、家賃収入により増えていく資産(相続財産)を、将来にわたって抑えることができ、子供は納税資金を準備できるのです。
但し、家賃収入にも所得税がかかりますので、注意が必要です。

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