IFRS

いふぁす / International Financial Reporting Standards

IFRSとは、International Financial Reporting Standardsの略称で、「国際財務報告基準」と訳される。
IFRSは、主たる利用者として既存および潜在的な投資家、貸付者およびその他の債権者を定義し、彼らに対して企業価値評価に資する情報を提供するという資本市場の参加者のニーズに焦点を当てている。
その性格としては、持分(資本)、収益および費用が、すべて資産と負債の変動を通して定義する「資産・負債アプローチ」、できるだけ基本的な原則のみを規定し、詳細は財務諸表の作成者や監査人の判断に任せる「原則主義」が挙げられる。
世界的なIFRS適用の流れを受けて、2008年、企業結合会計において持分プーリング法(簿価での引継ぎ)が廃止されるなど、日本の会計基準にも影響を与えている。2009年7月に企業会計基準委員会から「企業結合会計の見直しに関する論点の整理」が公表され、ここでは、大きな差異としてのれんの償却が挙げられた。IFRSにおいては、のれんの償却は行われておらず、減損テストを行い、該当すれば減損を実施する。一方、日本では20年以内の規則的な償却が強制されており、その範囲内で減損の対象項目とされている。

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