カンパニー制

かんぱにーせい / Divisional Organization System

カンパニー制とは、企業の組織形態のうち、本社の下に独立性が高い事業部門を配置し、それぞれがあたかも独立した会社のように各事業部門に大幅な権限を委譲し、事業を運営するものをいう。
カンパニー制のメリットとしては、各事業部門の責任を明確化できること、権限の委譲に基づいて会社の意思決定を迅速化できることなどが挙げられる。他方、デメリットとしては、会社全体として共有すべき経営資源が分散し、会社全体の統一的な意思決定を形成しづらくなることなどが挙げられる。

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